Topics2023/09/03

【こども・福祉マネジメントコース】フィールドスタディでの連携講義・成果発表会

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 4月から半期に渡り、大分県消費生活・男女共同参画プラザと連携講義を実施してきた「フィールドスタディ」(こども・福祉)のまとめとして、成果発表会が開催されました。

 これまでの講義では、大分県が抱えている「DV被害者および性暴力被害者の相談窓口の周知等」の課題への解決案として、若年層に向けた女性に対する暴力防止に係る広報啓発案を全9チームに分かれてアイデアを出し合いながら考えてきました。

 発表会当日は、大分県消費生活・男女共同参画プラザ所長の木内直道様、株式会社Design totte 代表取締役の越田剛史様、大分被害者支援センター支援活動室長兼犯罪被害者相談員の藤澤由美子様、NPOえばの会運営委員の安藤蘭子様、本学の橋本堅次郎学長の5名を審査委員にお迎えして、中間発表により選ばれた代表4チームによる白熱したプレゼンテーションが行われました。

 発表が終わるごとに、審査員の方々からさまざまな質問があがるなか、時には広報啓発の方法案としての演劇の実演も交えるなど、各チームともそれぞれ真剣に応じていました。

 全チームの発表後、学生間による投票と審査委員会による審査・選定が行われた結果、最優秀賞1チーム、特別賞1チーム、敢闘賞2チームが選ばれ、表彰を受けました。

 最後には、各チーム、審査委員が一堂に会しての撮影会が行われ、学生たちは安堵と充実の表情で写真に納まりました。

 また、発表会の開始前や休憩時間には、当日発表を行ったチーム以外の5チームがこれまでの講義の中で作成した広報啓発案をまとめた成果映像も公開されました。

 4月からの講義を各学生自身が振り返り、課題発見力や発信力、傾聴力など多くの社会人基礎力の項目に成長が実感されており、とても実りの多い講義となったようです。

 学生は、この講義を通して学んだ知識や身に着けた課題解決力などを活かしながら、また新たな気持ちで後期からの授業に臨んでいきます。