Topics2023/08/22

【スポーツビジネスコース】日本スポーツ産業学会第32回大会「スポーツ庁長官賞」アイデアコンペに応募しました

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 スポーツビジネスコース・竹田ゼミ3年生は、日本スポーツ産業学会第32回大会「スポーツ庁長官賞」アイデアコンペに応募しました。昨年度は、「これからの学校運動部活動」について、現状の問題点を踏まえアイデアコンペに応募しました。1次審査を通過しましたが、2次審査は通過できませんでした。

 昨年度のリベンジです。今回は、プロスポーツクラブの新たな取り組みをテーマ「プロスポーツによる地域循環型システムの構築について」という内容で申し込みました。プロスポーツを中心にまちづくり、これは都会の発想です。地方都市のプロスポーツチーム・クラブの経営は非常に厳しい状況です。そのような状況で、地方都市のプロスポーツが中心となってまちづくりを行うのは正直難しいです。

 プロスポーツを中心というよりは、プロスポーツを利用する。プロスポーツを利用した経済圏をつくるという発想で企画案をまとめました。プロスポーツチーム・クラブの最大の経営資源は選手です。選手を活用しましょう。内容は至ってシンプルです。選手が、学校や地域のイベント、地元企業を訪れ割引チケット等を配布する。そのチケットでスタジアムに人が来る。人が来れば、入場料収入だけでなく会場内での飲食費等の売り上げが増える。チームor施設の売り上げに貢献。チケットの半券でチーム・クラブのスポンサー企業の商品がお得に買える。このような循環型システムが構築できれば、プロスポーツ新たな取り組みとして価値があるのではないでしょうかと提案をしました。

 結果は、昨年度同様1次審査通過、2次審査通過はなりませんでした。2023年7月22日(土)・23日(日)に山梨学院大学で行われた日本スポーツ産業学会第32回大会で、口頭発表は出来ませんでした。今年もポスター発表でした。「あきらめたらそこで試合終了だよ」(安西先生の名言)。来年もスポーツ庁長官賞アイデアコンペにチャレンジします。