6月25日、豊後大野市清川町の清川公民館で、地域の高齢者を対象としたスマホ教室が開催されました。このボランティア活動には、3年生4名と2年生1名の学生5人がデジタル支援サポーター(スマホ活用の講師役)として参加しました。
清川町では、「支え合いのまちづくり」を目指し、公民館職員や自治会、まちづくり協議会、民生委員、地区社協、ボランティア団体などが協力して清川町支え合いのまちづくり仕掛人会を立ち上げました。昨年からは、社会医療法人関愛会の地域福祉推進室の方々がアドバイザーとして参加し、「町の未来をどう創るか?」をテーマに活動を続けてきました。
地域のアンケート調査の結果、地域の人々がつながりを求めていることが明らかになりました。そのニーズに応えるため、今回は高齢者向けのスマホ教室が開催されました。
教室は公民館の一室で行われ、学生サポーターや地域のデジタル支援サポーターが講師役となり、参加者に1対1でサポートを行いました。
教室は午前中の基本編と午後の応用編の2時間にわたって行われ、真剣な雰囲気の中でも多くの笑顔が見られる和やかな雰囲気で進行しました。
参加者からは、「時間があっという間だった。」「これからスマホを使って、家族や知人と連絡を取り合ってみたい」という感想が寄せられました。
学生たちも「最初は緊張したけど、楽しくお話ができて、自分たちにとっても良い経験になりました」と感想を述べました。
こども・福祉マネジメントコースでは、今後も清川町でのボランティア活動やこども食堂への参加など、地域のさまざまな場所でボランティア活動を通じて地域とのつながりや支え合いのまちづくりについて実践的に学ぶ機会を継続していきます。