本学「公共政策と法」ゼミでは、1月20日、大分刑務所を訪問し、施設参観を行いました。参加したゼミ生7名は、刑罰の意義や矯正・更生の役割について事前学習を行ったうえで見学に臨みました。
当日は、刑務官の方による施設概要の講話を受けた後、受刑者の居室、工場(刑務作業の現場)、浴場、職業訓練施設などを見学させていただきました。施設の所々からは、規律ある生活の中で受刑者の日々が営まれていることを実感するとともに、工場や職業訓練施設では、社会復帰を見据えた技能習得や勤労意識の涵養に向けた取組について理解を深めることができました。
講話では、刑務所が単に「罰を与える場所」ではなく、再犯防止と社会復帰を支える重要な役割を担っていることが強調されました。質疑応答の時間には、受刑者の更生支援の難しさや、地域社会との連携の在り方などについて具体的なお話を伺うことができ、学生からも積極的に質問が寄せられました。
参加した学生からは、「刑務所内だけでなく、出所後の生活まで見据えた支援が行われている点から、刑務所が社会復帰の出発点であることを実感した」、「(刑務官は)安全を確保しながら信頼関係を築く必要があり、精神的にも大きな負担を伴う仕事であると感じた。」といった感想が聞かれました。
今回の見学は、大分刑務所の現場で働く職員の皆様のご配慮とご協力によって実現した貴重な学修機会でした。ご多忙の中、丁寧にご案内とご講話を賜りましたことに、心より感謝申し上げます。本見学を通じて得た学びを、今後の学修と研究に生かしてまいります。
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