12月14日に行われた大分県スポーツ学会第16回学術会議で、経営経済学部スポーツビジネスコース3年生の平松勇翔さんが研究発表を行いました。発表の演題は、「スポーツ観戦者の観戦頻度の違いに関する質的研究-大分トリニータの観戦者を事例として-」です。
この研究は、2025年8月31日にクラサスドームで行われた大分トリニータ対ジュビロ磐田の試合を観に来た人を対象にアンケート調査を行いました(ホーム14試合目)。来場者は、自分のスマートフォンからQRコードを読み取り、アンケートに答えました。当日は8,286人が来場し、そのうち905人から回答を得ることができました。
集まった回答の中から、クラブについて意見を書いてくれた391人分を分析しました。分析には、文章に多く使われている言葉を調べる「テキストマイニング(ユーザーローカルAIテキストマイニングによる分析(https://textmining.userlocal.jp/)」を使用しました。
観戦回数によって、14試合中1~3回観戦した人を「ライト層」、11~14回観戦した人を「ヘビー層」に分けて比較をしました。その結果、ヘビー層はクラブへの愛着が強く、試合に勝つことやチームの強化、地域とのつながりを大切にしていることが分かりました。一方、ライト層からは、勝利を期待する声に加えて、スタジアムの設備や観戦しやすさを良くしてほしいという意見が多く見られました。
このことから、ライト層の意見を取り入れることが、新しいファンを増やし、何度も観戦してもらうために大切であると考えられます。
発表後には、「とても価値のある研究なので、ぜひ大分トリニータに伝えるとよい」という意見や、「言葉の数だけでなく、言葉どうしの関係も調べるとさらに良くなる」というアドバイスを頂きました。
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