Topics2025/10/23

【スポーツビジネスコース】プロ野球独立リーグの試合運営に挑戦:大分B-リングスでの実践活動

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日本文理大学は、2025年度の「スポーツイベント実践」授業の一環として、大分トリニータのイベント運営に加え、独立リーグ・大分B-リングスの試合運営補助にも参加しました。活動日は、9月2日・3日の2日間。会場は別大興産スタジアムで行われた公式戦です。

■ 今回の実習は、イベント運営ではなく「試合運営」
普段トリニータのホームゲームで担当している「スポーツ体験コーナーの運営」とは異なり、今回はプロ野球の試合運営そのものをサポートしました。担当したのは、主に次の2つの業務です。

◉ ボールパーソン(ボールボーイ)
ファウルボールが観客席に飛んだ際に警笛を鳴らして注意を促す、飛んでいったボールをすばやく回収し、試合をスムーズに進行する。試合のテンポを崩さないための重要な役割で、常に集中力が求められました。

◉ SBO(BSO)機器の操作
審判の判定(ストライク・ボール・アウト)に合わせて、スコアボードの表示を更新します。球場にいる全員が見る情報なので、正確さとタイミングが命です。少しでも気を抜くと、間違った表示をしてしまう可能性があり、責任の大きさを実感しました。

■ 実習を終えて
今回の試合運営補助には、本学の野球部に所属する学生が参加しました。野球のルールや流れに慣れているメンバーだったため、実際の現場でも落ち着いて対応できたと思います。それでも、プロの現場ならではの緊張感やスピード感があり、とても良い経験になりました。

■ 地域とのつながりに感謝
今回の貴重な実習機会を提供してくださった大分B-リングスの皆さまに心より感謝いたします。普段はなかなか体験できない試合運営の裏側を知ることができ、スポーツに関わる仕事の奥深さを学ぶことができました。来シーズンも、ぜひこのような機会を継続していけたらと思います。

■「支える側のスポーツ」に触れることで、見る視点が変わった
現場に立つことで、選手だけでなく、運営スタッフの存在の大切さを実感できました。スポーツの魅力を、プレーだけでなく「支える力」からも発信できる人になりたい。そんな思いを強くした2日間でした。