Topics2019/11/28

精華女子高等学校での教育実習に臨みました。

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高等学校公民科の教員を目指している経営経済学部の4年生1名が、精華女子高等学校(福岡県・私立)での3週間の教育実習を終えました。

教育実習での授業のテーマは、「雇用と労働問題」でした。
実習生自身も、高校生も、実社会で働いた経験はなく、様々な法律や福利厚生面の理解は難しいものと考え、生徒にとって身近な存在である「学校・先生」を例として取り上げました。これにより「教育現場で起きている課題について、共に考える授業へ」と展開できたようでした。
学校は、生徒にとっては「学ぶ場所」であり、先生方にとっては「働く場所」でもあります。このことから、生徒側から「先生の労働環境を改善するために、私たちも協力したいと感じました」という意見が出るなど、互いに協力しながら理想の学校づくりを進めて行こうとする純粋な気持ちに触れ、感動したそうです。
(以下、学生の実習レポートから一部抜粋)
授業に協力し、たくさんのことを気づかせてくれた生徒の皆さんに感謝しています。
また、建学の精神である「仏教教育に基づいた人格教育」に基づき、「一人ひとりを大切に」を実践されている先生方の姿を通して、教育者としての信念を強く感じることができました。より一層、教員になりたいという想いが高まり、教育実習で学んだことをこれからの学びに生かしていこうと思います。
お世話になった先生方、そして、高校生の皆さん、有難うございました。
卒業生として、母校のますますの発展を祈っています。