5月23日、豊後大野市立緒方小学校にて、児童の仲間作りと適応力向上を目指した予防的心理教育プログラムを実施しました。子どもたちにはゲームを通じて対人関係を円滑にしていくためのスキルを身に付けていけるように、年間を通じて複数回のプログラムを計画しています。今回はその第1回目でした。
学生はこのプログラムに子どもたちとともに参加したり、プログラムの進行や子どもたちへの援助を行ったりします。
まずは自己紹介をして、みんなに顔と名前を覚えてもらいます(写真1番上)。
1・2年生は「へびおに」と「背中合わせオニごっこ」をしました。学生はオニになって子どもたちと一緒に活動しました。子どもたちはルールを守ることの大切さを学びました(2番目)。
3・4年生は「デュオ・シット」と「フープくぐり」です。手をつないで「せーの」で立ち上がります。人数が増えると難しいので、みんなで話し合いながら成功を目指します。学生はみんなで意見が出しあえるように援助しました(3番目)。
5・6年生は「みんな鬼」という鬼ごっこをしました。捕まったらゲームから脱落!でも、捕まってしまった友だちには、自分のカードを渡すことで復活させてあげられます。ゲームの最後には助けてくれた友だちにお礼を書いてカードを返しました。「どんなお礼を書いたらいいのかな?」と悩む子どもには学生がヒントをあげました(4番目・5番目)。